歯科衛生士の芝野です。
先週、名古屋で開催されたiTOPイントロダクトリーコースにインストラクターとして、
参加してきました。
iTOPは世界に広まりつつある口腔ケア予防プログラムであり、
患者さんが自ら口腔を守れるように導くための教育システムです。
セミナーでは、予防についての知識や最適な口腔清掃用具の選び方、使い方を
トレーニングしています。
今回は、24名の歯科医師、歯科衛生士の方に御参加頂きました。
臨床の中でやはり一番大切なのはプラークコントロールと皆さん同じ想いで
受講されているため、患者さんが続けられるようなブラッシング指導ができるようにと
熱心に実習も受けて下さいました。
実習では、iTOPの教育システムに基づいて設計された歯ブラシや歯間ブラシ
「CURAPROX」を使用し、Touch to Teachで相手に触れながら指導することで、
ブラッシングの圧力や、歯間ブラシを入れたときの抵抗感など実際に肌で感じることができます。
Touch to Teach とは術者が患者さんに正しいブラッシング方法を
「習慣づけ」できるまで手取り足取り寄り添いながらコーチングする方法です。
「きれいな歯は病気にならない」
病気にさせないことが本来の医療のあり方だと思います。
正しい方法、正しい製品で口腔内を健康に導けるようにこれからも努力したいと思います。
実際のitopを応用した臨床をご覧になられたい方は是非見学にいらして下さい。