小児症例検討会〜CAMBRAを用いた症例〜

ASO KIDS DENTAL PARKでは、毎週症例検討会を行っています。

患者さんにより良い情報を提供出来る様に日々、スタッフ同士切磋琢磨しております。

今回のテーマは「CAMBRAを用いた小児患者のカリエスコントロール」について

<1症例目> 2歳11ヶ月の男児

全顎的にカリエスが多発している患者への予防治療計画の立案方法の確認

 t

 

<2症例目> 14歳3ヶ月の女児

口腔内環境が不良な患者に対してのTBI確立と、今後の予防計画について

*考察*

 現状出来てしまっているカリエスの進行抑制と、今後のカリエスリスクコントロールが必要な症例だった。

この患者さんがどの様な経過を追って現状のカリエスに至ったか、その原因がいつから行われていたのかを知ることにより、今後の患者さんに指導した内容の定着度が変化する可能性があると感じる。

今回の患者さんに関しては、経緯に関しての聞き取りが甘かったと感じた。

 予防計画の立案の中で、その患者さんが達成できそうな短期目標や最終的な長期目標を患者さんとともに考え、予防プランを提供することによって患者さんに寄り添って予防をしていくことが可能だと感じる。

そのためには、医療面接でいかに患者さんが医院に望むことを聞き出せるかが重要だと思う為、日々の医療面接の聞き取りを注意深く行い、患者さんによりよい予防方法を提供できるようにしていきたい。

麻生歯科の働くお母さん  産休・育休制度を利用して   

麻生歯科に入社して14年目になります、歯科衛生士です。
私は昨年9月に第二子を出産し、今回2回目の産休・育休を経て5月より職場復帰いたしました。

 

歯科衛生士という職業は、妊娠出産を期に退職する人が多く離職率が高いと言われていますが、衛生士は患者さんの口腔内の健康維持に直接的に貢献でき、とてもやりがいのある職業なので、安易に辞めてしまうのは残念に思います。
その背景には、院内の産休育休制度が整っていないこともひとつの理由のようです。

 

麻生歯科はメインテナンスに特化した歯科医院であり、臨床における歯科衛生士の存在意義が大きく、担当衛生士による固定メインテナンスが原則です。一般的な治療型歯科医院であれば、患者さんの定期管理患者の来院数や医業収入の面でリスクや心配が生じることもあるかもしれません。しかしメインテナンス中心の予防歯科の場合、担当衛生士の診療スキルやメインテナンスの業務フローも、教育訓練により標準化されているので、育休産休時に別の同じことができる衛生士に一時担当を変更し、休職中の診療マネジメントにかかる医院や患者さんの心配を極力最小にすることができます。

 

職場復帰した際に、担当を一時的に変更して戻ってきてくれた患者さん達から、「帰ってくるのを待ってたよ」とか「戻ってきてくれて嬉しいです」などと言った言葉をかけていただくと、心底私も嬉しく、あらためてやりがいを感じる毎日を送らせていただいています。

 

ワークライフバランスが変わり、院内勉強会や残業など、以前のように働こうと思っても仕事と育児の両立は大変で家族の協力が必要です。それ以上に職場の環境の手助けも必要です。

麻生歯科では、子供の成長に伴ってその時々に、どのように働いていくか、ということを受け入れてくれ、働きやすい環境を柔軟に対応していただけることで、とても復帰しやすく長く続けられると思います。

 

ライフスタイルが家族構成によって大きく変わる女性にとっては嬉しく、安心して働ける環境であることを

すごく気に入っています。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                        

 

患者さんが求める歯ブラシ

小さい子にとって歯ブラシの時間は、あまり楽しくない子が多いです。

小さい頃から慣れておくことがとても大切になります。でも、赤ちゃんに歯ブラシを持たせて、喉の奥に刺したりしたら、と考えると恐ろしいですよね。

その時には、このネックがよく曲がる歯ブラシをお薦めしています。転倒時のお口の中の負担を軽減させることができます。

この歯ブラシは2歳頃まで使っていただき、自分で歯を磨く練習をするのに適しています。

また、CURAPROXの歯ブラシは毛がとても柔らかく、歯茎に当たっても痛くないので、仕上げ磨きをするのにとても適しています。

しかし、小さな子供が自分で使うには長さもありますし、転倒時の危険性なども考えられるため交換期の5歳以降くらいが望ましいといえます。

やはり、患者さんが求めているものを、しっかりと聴き、個別の望ましいものを提供し不安を取り除くことが大切ですね。

それでこそより良い関係が築けます。

新横浜にて「歯をまもる歯みがき」の話をしてきました 

歯科衛生士の柿本です。

新横浜にて、主に一般の方を対象とした歯みがきの話をしてきました。
内容は、
• なぜ歯をみがくのか
• 歯周病とむし歯
• 歯みがきのコツ
• 歯をまもるために
の4つです。

口腔の代表的な疾患は歯周病とう蝕です。
多因子疾患ですが、細菌が原因の一つであることは確かです。残念ながら、細菌を完全に駆逐することは不可能です。病原性が高まらないようにする方法で最も身近なものこそ、歯みがき、ではないでしょうか。
現在、さらに近い将来の歯科の問題は、歯周病と「根面」う蝕です。
歯周病は残存歯の増加と寿命の延伸により、きちんと取り組むべき課題です。
健康意識が高い方に起こりやすいのが、歯肉退縮、歯ぐきが下がってしまうことです。歯肉退縮により歯根面が露出されることで、「根面」がとてもう蝕になりやすくなります。せっかく美しく健康な口腔を望みブラッシングしているのに、こんなマイナスなことが引き起こされるとしたら残念です。
適切なツールを選びその使い方をきちんと知り使用することで、ダメージなく健康を手に入れられると思います。天候が不安定ななか参加してくださった方々は、とても熱心でした。もっと早く知りたかった、と言ってくださる方もおり、この話が少しでもその方の「健口」に役立っていくことを願いながら帰路につく、充実した一日でした。


栄養学講座1 子育ての忙しさに負けない栄養ケア・簡単レシピ セミナー

子育ての忙しさに負けない栄養ケア・簡単レシピと題しまして麻生キッズデンタルパークにて株式会社ヘルシーパスさんと共同主催のセミナーが開催されました。


産経新聞の記事によると、日本の赤ちゃんの10人に1人近くは体重2500グラム未満で生まれ、こうした低出生体重児は将来、糖尿病などの生活習慣病のリスクが高いと言われるているようです。

胎児の発育が不十分になる原因の一つは妊婦の不健康な痩せ、にあるようです。今、20代女性の2割余りは痩せ形で、栄養不良も広がっていると心配されている。女性と赤ちゃんの健康を少しでも早く改善と、キッズデンタルパークならではの栄養指導に取り組み始めましたので、ご報告して行きます。

 

BMI

栄養学講座1は、子育ての忙しさに負けない栄養ケア・簡単レシピと題しまして、2部構成で低年齢のお子さんをお持ちのお母さんにセミナーを行いました。

 

第1部は、田村社長よりご講演頂き、ご自身の身体を見つめ直し、必要な栄養素についてのお話でした。日頃のイライラしやすかったり、体調を崩しやすい、便秘になりやすいなど具体的な症状に対してどの栄養素がどの様に身体の中で使われているのか。また、栄養素の中で何が不足しているのかを教えて頂きました。

もっとも重要視されているのは若い女性が痩せていることです。国の調査では20代の女性の5人に1人は、体重指数(BMI)が18.5未満の痩せで朝食欠食(栄養ドリンクや菓子だけの飲食を含む)は4人に1人です。平均エネルギー摂取量も必要量に届いていません。

 

第2部は、第1部で必要と言われた栄養素を簡単に家庭に持ち帰って実践できるレシピをご紹介と試食会を行いました。キッチンが汚れず、短時間でつくることができ、味も抜群!お腹も心もおいしくいただきました。

帰り際には、早速今日からできることをスタートさせていきたいと各々意気込んで頂き嬉しく思います。

熱意のある健康観の高い患者さんが多く通っている医院のスタッフとして、自身も身体の仕組みの理解や健康維持をしていかなければと改めて感じるセミナーでした。

 

次回は『-1歳からの栄養について』を7月16日に開催予定です。

衛生士2年目、初の学会参加で思ったこと

 第37回 日本顎咬合学会に参加してきました。歯科衛生士2年目となり今回が初めて大きな学会への参加でした。普段の診療とは違い、とても広い会場に各ブースそれぞれの雰囲気や多くの歯科医療従事者の皆さんが集まっている風景がとても新鮮に感じました。

 今回は麻生歯科クリニックの先輩歯科衛生士の講演を一番の目的に参加しましたが、他院の症例や先生方の講義を聞かせていただき、思っていた以上のことを学んでくることが出来ました。

「考える歯周治療への招待」と題された、歯周病を中心とした内容の講義では、患者さんの生活背景やレントゲン写真、口腔内から読み取れる情報を元に現在罹患している歯周病が治りやすいものなのかそうではないのか、ポイントを押さえて観察することでその傾向が見えてくるというものでした。過去から現在、そして少し見えてきた未来のお話を患者さんにしてあげられることで、より明確な治療方針をたてることができ、患者さんのモチベーションのコントロールに役立てられると感じました。歯周病は改善するのが難しい病気ですが、患者さんと同じゴールに向かって初期治療を進めていく重要性を改めて認識しました。

 また、先輩の歯科衛生士の講演では、私たちが日々取り組んでいる臨床において大切にしていること、それぞれの患者さんに合わせたアプローチを行い行動変容へ導いていることを皆さんに発信していました。最初は自分の歯や口腔について関心がない患者さんも多くいらっしゃいますが、患者さんの性格や感心の度合いに合わせて言葉を選び、話しをしていくことの大切さ、そしてそのひとつのツールとしてiTOPを用いてTBIを行うことでセルフケアの重要性を理解してもらうことが必要だと再確認できました。このような大きな舞台で話す機会を得られることは、日々の勉強や臨床の積み重ねであり改めて尊敬できる先輩であると感じました。見本となる歯科衛生士のみなさんと一緒に働かせていただけることを誇りに思い、先輩の姿を追って私も患者さんを健康に導けられることを目標に励みたいと思いました。

 今回の学会では、日々のカンファレンスや教育で学んだ知識を踏まえて聞くことができ、より理解を深めることができました。院内だけではなく、学会やセミナーに参加し機会を設けることで、自分に足りない知識や技術を改めて知ることができ、そこで得た知識を身に付けられるよう臨床の中でもトレーニングしていきたいです。

私達が安心して診療するために

当院では毎週火曜日に保育士が託児をおこなっています。

主に本院の麻生歯科に通院する保護者の方のお子さんをお預かりして、保護者の方が安心して治療やメンテナンスを受けられることができるようになっています。

また、私達が診療している際、上のお子さんの診療中に下のお子さんをみていただいたり、説明中にあきてしまったり、動きまわってしまうお子さんをみていただいたりもしてもらっています。

保育士さんにみてもらうことにより、保護者の方に安心してゆっくり話を聞いてもらうことができ、私達も安心して診療を行なうことができます。

本日は、お母さん達向けの栄養学のセミナーがあり、託児の人数も多くにぎやかでした。普段忙しくお子さんのことが優先になってしまうお母さん達も、ゆっくりお話を聞けて、自分の健康のことを見つめ直す時間になってくれていたらうれしいです。

6月25日 予防歯科臨床見学セミナー

本日は東京都からまごころ歯科クリニックの院長先生以下スタッフ4名の皆様が当院に見学に来られました。

まごころ歯科クリニック ホームページ

杉並区ご開業、開院から4年経過し、より予防を軸とした診療システムを構築していきたいという思いがあってのセミナー参加です。

まごころ歯科医院では、今後患者の初期う蝕管理対策としてCAMBRAの活用も検討しているとの事。
また口腔内のPH変化に関心があり、そのコントロール方法や唾液の緩衝能を上げる方法について臨床例をあげながらディスカッションしました。

実際、院長先生にもカリスクリーンを使ってATPを測定し酸産生細菌の活動性検査を体験していただきました。結果は驚きの数値・・・!?先生ご自身のセルフケア見直しのキッカケになってくれたのではないかと思います。

麻生歯科では予防歯科臨床の全てを体感し、予防歯科チームの診療室での業務フローや臨床マネジメントの実際をご覧になっていただく見学セミナーを随時行っています。

患者一人当たりのチェアタイムは?
どのように予防の大切さを伝えている?その健康啓発のための行動変容アプローチは?

各衛生士の診療フローに合わせた受付対応の秘訣は?

あらゆる質問にも柔軟にお答えしています。

また、実際にその雰囲気を体感して得られる気付きもあるかと思います。
イメージしていたものから、実際見学してすごくクリアーになったと言われ、幸い好評をいただいております。

これから予防ヘルスケアに力を入れて行きたいという歯科医院だけでなく、予防歯科で働いてみたい!という目的の見学も歓迎していますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

6月25日 保育士合同ミーティング

ASO KIDS DENTAL PARKでは定期的に保育士との合同ミーティングを行っています。

今回は6月25日に行った内容についてお伝えします。

1、821クラブの内容確認と周知

6月に何を行ったか、7月には何を行うかの周知がありました。

また、6月はお試しで午後にも未就学児対象の821クラブを行ったので、その結果や課題について報告がありました。

水曜日の午後のみ行ったため、参加者が限られてしまう事、教えた内容が定着しにくいのではという懸念が生じた事、駐車場が足りなくなってしまった事、といくつか課題が浮かび上がりました。

提案としては週に2日実施していく、催し物が多い日はスタッフの車を縦列駐車させて来院者用の駐車場を確保するといった物が挙げられました。

 

2、セミナー中の託児について

託児中の子どもの安全を守るためにも、セミナー参加者の託児利用の上限を決めた方がいいという提案がありました。

特に赤ちゃんの対応だとスタッフ4人でも5人が限度だと意見があったので、セミナー参加者で託児の希望がある方とそうでない方の予約の取り方について決めていきました。

 

 

当医院は日々新しい取り組みを行っています。

患者さんに通っていて楽しいと思ってもらえるようにスタッフで集まって意見を交わしています。

メインテナンス患者さんへのキャンブラ活用

 

麻生歯科クリニックでは、初診だけではなくメインテナンス中の患者さんにも「CAMBRA/キャンブラ」を行っています。
10年以上メインテナンスを続けている患者さんも多くいます。
長く定期来院している患者さんの多くはセルフケアが確立されています。ところが時に、こちらが当然できていると思っていたセルフケア項目が、話をしていくなかで思いがけずできていないということがあります。

先日も40代女性の患者さんでこんなことがありました。

・初めはフッ化物配合歯磨剤を使っていたのに、今は継続して使用していなかった。
・キシリトールガムが習慣化されていない
・プラークの付着量が減らない。ブラッシングができてないからだけなのか?食事が原因なのか?」等々・・・

このようにメインテナンス患者さんのセルフケアの再構築をしたいときにも、「CAMBRA/キャンブラ」の活用をしています。
カリスクリーンでバクテリアの現状を知り、カリエスリスクアセスメントフォームで情報を整理整頓することでその患者さんの生活が見えてきます。そこから、今の生活背景に即した新たなホームケアの提案ができます。
患者さん自身も、カリスクリーンを行い細菌の活動性をダイレクトに知ることで自分の口腔内のリスクを再確認することができモチベーションに繋がります。

「CANBRA/キャンブラ」を活用して、患者さんに“気づき”を与えられたらいいですね。