ASO KIDS 早期発育矯正①

ASO KIDS矯正チーム歯科技工士佐川です。

小児の歯列を10年間毎日見てきた佐藤絢先生の教えを受けて、顎顔面矯正の技工に携わりほぼ3年になりました。

印象したトレーをうけ、石膏をつぎ、模型にし、装置を作り納品だけではありません。

キッズっ子の口腔内の観察、口唇の突っ張り、脱離しそうな乳歯の確認、萌出しそうな粘膜の膨らみ、飲み込みグセ。呼吸の仕方など、チェアサイドにいる技工士だからこそ、生身のkidsっ子を良く観察し癖を把握する。

その上で、歯科医師と話し合いながら装置を製作するという、キッズっ子に寄り添った矯正装置の技工製作に携っています。

装置をセットした後の経過観察時も、どうだった?とあくまでも主役のキッズっ子から生の声を聴く。

「きぐの裏に、食べカスがはさまって気持ちわるいの。」

そこから創意工夫して修理、改善案を提供します。

ストローの形を変えて、食残渣をかき出しているいるところ。結果歯間ブラシより痛くなくなったとのこと。

 

 

 

 

 

 

 

「ママ、パパ代わりにに言って」と言うキッズっ子はいません。

自分自身の健康のために、自分が頑張る顎顔面矯正。

予防で受身的だったキッズっ子も、たくましく主体的にに心も身体も成長していくのを目の当たりにし、日常が非常に楽しみでなりません。(^^)/

チェアサイドだからこそできる歯科技工士の仕事、模型相手ではなく、良きにしろ悪いにしろ反応が直接、返ってくると言う真剣な職場です。(^_^)v

四月から歯科技工士になる求職を考えている歯科技工士さんへ。

模型相手の技工所に勤務する前に一度見学に来られたらいかがですか?きっと目新しい世界が体験できると思います!!

ADI.G大商談会 in 金沢

 

北陸・石川県金沢市に行ってきました。
数日前は大雨だったとのことでしたが、秋の空気を感じる晴天のなか、歯みがきの話をしてきました。

今回お会いした方々に伝えたかったことは、「歯をまもるブラッシング」の理論と手法です。

歯周病とう蝕(特に根面う蝕)のリスク部位はどこかを医療者が理解し、リスクにアプローチできるセルフケアに導くことが大切です。

 

セルフケアの意識が高い方にこそ、歯肉退縮がみられるということはありませんか?

・歯面はツルツルにみがけていても、歯間乳頭は発赤腫脹していませんか?

 

このような患者さんが思い浮かんだら、指導内容やツールを見直してみるのも良いかもしれません。

インプラントアシスタントセミナーに参加して

ノーベルバイオケアジャパン株式会社主催のインプラントアシスタントセミナーに参加してきました。

ブローネマルクオッセオインレグレーションセンターで長期勤務されておられる歯科衛生士の山口千緒里さんの講演と当院の口腔外科専門医の佐藤豊彦先生の口腔外科症例の講演も聞くことができました。

 

本日の内容は

・インプラント治療の概要について

・感染管理の必要性について

・手術時の注意点

・術後の器材再生処理方法

・口腔内の感染管理

・訪問口腔ケアの実際

 

インプラント治療の概要、アシスタントが行うべき感染管理対策や、術中術後の注意点など当院で行っているインプラント手術の管理体制の再確認ができました。

内容が詰まった5時間に及ぶ講義内容でとても有意義な時間が過ごせました。

インプラントメンテナンス時に歯科衛生士が行うとことなどもわかりやすく、実際の患者症例なども踏まえとても分かりやすい内容でした。

 

一般診療ももちろんですがインプラント治療では感染対策がとても重要だということが改めてわかりました。インプラント治療を受ける患者さんが安心して手術を受け、その後も予防歯科で定期管理を受けてもらうことにより生涯にわたり健康な口腔内を維持することができるのでアシスタントとして尽力していきたいと思います。

今後も当院でのインプラント治療での感染管理対策を引き続き徹底していき、今回の講義内容を参考にスタッフ教育にも役立てたいと感じました。