ASO KIDS矯正チーム歯科技工士佐川です。
小児の歯列を10年間毎日見てきた佐藤絢先生の教えを受けて、顎顔面矯正の技工に携わりほぼ3年になりました。
印象したトレーをうけ、石膏をつぎ、模型にし、装置を作り納品だけではありません。
キッズっ子の口腔内の観察、口唇の突っ張り、脱離しそうな乳歯の確認、萌出しそうな粘膜の膨らみ、飲み込みグセ。呼吸の仕方など、チェアサイドにいる技工士だからこそ、生身のkidsっ子を良く観察し癖を把握する。
その上で、歯科医師と話し合いながら装置を製作するという、キッズっ子に寄り添った矯正装置の技工製作に携っています。
装置をセットした後の経過観察時も、どうだった?とあくまでも主役のキッズっ子から生の声を聴く。
「きぐの裏に、食べカスがはさまって気持ちわるいの。」
そこから創意工夫して修理、改善案を提供します。
↓ストローの形を変えて、食残渣をかき出しているいるところ。結果歯間ブラシより痛くなくなったとのこと。
「ママ、パパ代わりにに言って」と言うキッズっ子はいません。
自分自身の健康のために、自分が頑張る顎顔面矯正。
予防で受身的だったキッズっ子も、たくましく主体的にに心も身体も成長していくのを目の当たりにし、日常が非常に楽しみでなりません。(^^)/
チェアサイドだからこそできる歯科技工士の仕事、模型相手ではなく、良きにしろ悪いにしろ反応が直接、返ってくると言う真剣な職場です。(^_^)v
四月から歯科技工士になる求職を考えている歯科技工士さんへ。
模型相手の技工所に勤務する前に一度見学に来られたらいかがですか?きっと目新しい世界が体験できると思います!!