毎月近隣の有志の開業医の先生方を交えて静岡県立総合病院 歯科口腔外科との診療連携勉強会の機会を設けています。そこでは口腔外科の先生方の症例発表、臨床症例の検討や相談、有益な論文提示やお互いの紹介患者さんについて報告し情報を共有しています。
先日行われた会合では
1.左上3の埋伏歯抜歯についての症例相談 抜歯時の注意点とその後の矯正治療
2.正中埋伏過剰歯の外科処置について症例 術式と解説
3.上顎の鼻腔付近まで達した過剰歯の症例 抜歯リスクや予後についての解説
口腔外科の先生方や参加されている開業医の先生方から、それぞれの立場を踏まえた意見交換が活発に行われました。
口腔外科と矯正歯科との連携を密に行っていくことができるので、抜歯後の矯正を考慮した術式の選択がなされるなど患者さんにとっても有意義なものとなっています。