小児からの早期う蝕予防

厚生労働省が実施する「21世紀出世維持縦断調査」では過去1年間のむし歯治療を受けた割合を2歳半(6.9%)、3歳半、4歳半、5歳半(36.2%)で調査した結果が出ています。う歯は2歳半の6.9%から、5歳半の36.2%に大幅に上昇しています。より低年齢からの予防が重要です。

当院ではキャンブラ(う蝕予防の管理方法)を使用し患者さんの口腔管理を行っています。プロトコル化されているので患者さんにも術者の私たちにも解りやすいく指導しやすいです。そして当院ではすべて永久歯列になったとき「歯列も綺麗でう蝕ゼロ」を目標にしています。

未就学児の場合、小児を取り巻く生活環境がう蝕に大きく関わることがEBM勉強会で確認できました。6歳未満の小児は保護者の傘下にあるため保護者の健康管理に関する知識によりう蝕罹患率に関わります。保護者の方からお子さんまでご家族みんなで健康な口腔内を維持して頂くためのお手伝いができたらと思っています。

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