月曜日はDr、DH、DAのメンバーで自由診療についてのカンファレンスを行っています。
歯科医師と同じ目線で歯科衛生士も診断を学ぶことができるようになることが目的の一つです。
6/17のカンファレンス内容です
【1症例目】 根尖病変があるケース 60代 女性
右下7に根尖性歯周炎があります。
現在症状は出ていませんが、患者さんの希望として“歯を失って入歯にしてくない”
という思いがあるので、予後の良い治療の提案が必要です。
今回のケースは補綴をする際、縁下マージンになり二次カリエスのリスクもあるため、
予めFOPを行い骨を下げ縁上マージンにし、清掃性を確立した方が良いと意見が出ました。
また、他の部位で歯髄に近接している修復がある為、定期的に歯髄の生活反応をチェックし、
治療の経過を把握していくことをルールとしました。
【2症例目】 矯正後の後戻りケース 30代 女性
幼少期に他院で矯正されていた方です。
現在舌側にワイヤー固定していますが途中でワイヤーが脱離し、
後戻りを気にされています。
今回の症例だけでなく、矯正終了後リテーナーを装着せず後戻りしているケース
がよくあります。
矯正で得た綺麗な歯列が維持できるように歯科衛生士としてサポートが大事だと
改めて実感しました。