『Anatomy TrainsRの読破会①』

Anatomy TrainsRの読破会①』

 

『アナトミー・トレイン』とは、姿勢や動作の制御に重要な関わりを持つ、人体を走る筋肉・筋膜経のつながりの「ライン」の事、筋膜は筋肉を繋げるネットワークとして、全身に7つのラインを構成しています。

毎年、アメリカで人体解剖をされ、ボイストレーニングや楽器の姿勢など指導されている理学療法士 山本篤先生のもとで、教科書や書籍以上に味のある筋肉、筋膜解剖学にふれました。

                     

臨床において 子どもたちを見ていると姿勢を保てない子どもが多く

例えばユニットに座っていても足を組む。立って写真を撮るにも足はクロスしたままなど

それを解決できる糸口があるのかと赤ちゃん歯科ネットワークの『アナトミー・トレイン読破会』に参加しました。

観察するポイント

①左右の首の動きは左右対称か 柔軟性はあるのか

②骨盤を側方の位置関係から見る 前傾か後傾か

③開口の子どもたちが多い理由は 首を支える筋肉の過緊張

④嚥下癖 舌の下の筋肉の過緊張 低位舌

⑤うつ伏せ寝になるのは、骨盤の内部の筋肉の萎縮

⑥呼吸が浅い事 胸膜の未発達

⑦偏平足 足首の柔軟性

現在当院では助産師さんをお招きし、赤ちゃんの発達コースを設けています。

なお、発育の段階を過ぎてしまった幼児 小学生からの解決やトレーニング方法は次回また後日報告させていただきます。

 

 

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