メインテナンス患者さんへのキャンブラ活用

 

麻生歯科クリニックでは、初診だけではなくメインテナンス中の患者さんにも「CAMBRA/キャンブラ」を行っています。
10年以上メインテナンスを続けている患者さんも多くいます。
長く定期来院している患者さんの多くはセルフケアが確立されています。ところが時に、こちらが当然できていると思っていたセルフケア項目が、話をしていくなかで思いがけずできていないということがあります。

先日も40代女性の患者さんでこんなことがありました。

・初めはフッ化物配合歯磨剤を使っていたのに、今は継続して使用していなかった。
・キシリトールガムが習慣化されていない
・プラークの付着量が減らない。ブラッシングができてないからだけなのか?食事が原因なのか?」等々・・・

このようにメインテナンス患者さんのセルフケアの再構築をしたいときにも、「CAMBRA/キャンブラ」の活用をしています。
カリスクリーンでバクテリアの現状を知り、カリエスリスクアセスメントフォームで情報を整理整頓することでその患者さんの生活が見えてきます。そこから、今の生活背景に即した新たなホームケアの提案ができます。
患者さん自身も、カリスクリーンを行い細菌の活動性をダイレクトに知ることで自分の口腔内のリスクを再確認することができモチベーションに繋がります。

「CANBRA/キャンブラ」を活用して、患者さんに“気づき”を与えられたらいいですね。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です