社)日本顕微鏡歯科学会、第12回シーズンズセミナーに参加してきました 

社)日本顕微鏡歯科学会、第12回シーズンズセミナー【東京】に参加してきました。
会場は、日本歯科大学生命歯学部九段ホールでした。100名以上の参加者のなか、1割くらいは歯科衛生士のようでした。
 
セミナーでは9名の歯科医師の方の症例発表、1名の歯科衛生士の方の発表がありました。
歯科医師の方の症例発表では、
・ 深いPPDを伴う根尖病変への対応を検討した症例
・ パーフォレーションリペア
・ はじめての歯根端切除術~反省点を踏まえて
・ 深部カリエスを伴った小児治療の一症例
・ Micro scopeを活用しQualityの高い補綴治療を目指した症例
・ 根未完成歯の再生的歯内治療を試みた症例
・ マイクロスコープを用いた原因歯の鑑別診断
・ エンドペリオ病変を有する下顎第一大臼歯に対して再生療法をおこなった5年経過症例
・ 上顎洞炎を伴う根尖性歯周炎
といった、マイクロスコープを活用した症例を聞くことができました。
治療だけではなく、診査診断にも欠かせない機器であることが理解できました。

歯科衛生士の方の発表では、
・ 「見えた!さあ認定だ!」~認定に向けて苦労したこと~
というテーマで、初めは両眼で見ることができなかったところから学会認定歯科衛生士になった道のりをわかりやすくお話してくださいました。

今回学んだことは、動画や静止画を撮る際にどのように撮るかということです。
診療の中で、患者さんにお伝えするために撮影しているつもりでしたが、角度や見せかた(魅せかた)がまだ術者中心であったことに気づきました。

マイクロスコープの利点は、「拡大・照明・記録」です。
患者さんや第三者が見たときに「なるほど!」と納得できる撮影を習得したいと思います。

 

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