KDPクオリティアップ勉強会ベーシックコース第3回

朝田芳信教授を講師に招き行ったKDPクオリティアップ勉強会 ベーシックコースも3回目になりました。

今回はう蝕予防の基礎に関する講義が行われました。
乳幼児のう蝕のは年齢によって発生しやすい部位が異なります。
それは歯の萌出時期と食習慣が関わってくるからです。
特に乳幼児では口腔機能の発達によって食事の摂り方や間食内容が変わってくるので、患者にう蝕が見つかった場合、何歳頃に何が原因で発生したものなのかが判断しやすいとのことでした。

う蝕の予防策としてブラッシングや間食の摂り方、フッ化物やシーラントといったものがありますが、患者のリスクに応じたものを選択する必要があります。
そのためにも普段の生活状況の把握は重要となってきます。

第一・第二大臼歯を守ることが高齢者になった時の残存歯数に大きく関わってくるそうです。
患者一人ひとりの口腔内と生活状況をきちんと確認して予防策を立てていく必要があると再確認できる、とても有意義な講義でした。

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