2019年12月7日㈯、日本歯科大学生命歯学部にて行われた
一般社団法人ジャパンオーラルヘルス学会第22回学術大会に参加してきました。
今回のメインテーマは、「健康増進のための口腔健康管理」ということで、
様々なテーマでのシンポジウムと講演があり、
そのなかの一般口演のなかで麻生歯科クリニックからも2演題を発表しましたのでご紹介します。
① 「歯周治療により妊娠糖尿病が改善された一症例」 柿本薫
妊娠糖尿病が疑われたものの,歯周治療がその改善の一助となった症例を報告しました。
② 「生活歯援プログラムを用いた歯周基本治療による意識変化の評価」佐久間愛
生活歯援プログラムを活用し,患者の口腔健康に対する行動変容とともに口腔内環境が改善された症例を報告しました。
普段行っているセミナーとは異なり学会発表の会場は独特の緊張感のある雰囲気でしたが、限られた時間のなか無事終えることができました。
自分たちの臨床を報告するプレゼンテーションを作成するなかで、
必ず伝えたいことは何か、
どのようにすればそれが伝わりやすいのか
を考えることで準備期間を含め貴重な経験をさせていただきました。
また、学会発表終了後には学会認定歯科衛生士試験もあり受験してきました。
予防歯科認定歯科衛生士ということで、出題範囲は広く、学生の時に学んだ内容を見返す機会になり改めて診療に活かせる知識の復習をすることもできました。
合否判定は後日ということになりますが、このように認定というシステムで自分たちの日々の診療が第三者に評価されるということも価値のあるものであると考えます。