CAMBRA Clinical Review

CAMBRA ケースリポートです。

60代女性

主訴:右側第一大臼歯の自発痛が主訴で来院、臼歯部に補綴修復の既往が多くう蝕にならない方法を知りたいと希望されている

清掃状況:ブラッシング3回/日 3分程度、その他清掃用具の使用の既往なし

《リスク評価》

疾患因子 :R3 象牙質う蝕をみとめる

リスク因子:CariScreen(8880)MSハイリスク PCR71% 根面露出

フッ化物配合歯磨剤1日2回使用 唾液量1.5ml/分 

 

《リスクレベル》ハイリスク

《予防計画》

・疾患指標よりバクテリアの因子がすべてハイスコアだったことから、ハイバクテリアコントロールとして

  →CHX洗口、XYLITOLガム、歯間ブラシの導入を勧めた

・根面露出箇所を多数歯に渡りみとめる、今後の根面う蝕への対応として

  →フッ化物/TCP歯磨剤の応用を行う

患者自身から予防の提案説明の中で8020を目指したいと発言がありとても積極的な様子が伺えた

 

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