毎週水曜日にDHカンファレンスを行っています。
このカンファレンスでは専任DHが新患の症例報告をし、聞き取った医学的情報を通して新人DHの医療面接の教育に役立てています。
また、新人DHが受け持っている患者さんの症例を提出し、問題点の解決策を先輩DHがアドバイスする機会となっています。
〈1症例目〉
主訴:右上の歯がしみる 41歳 女性
10年ぶりの歯科医院で双子のお子さんをもつ子育て中のお母さんです。
右上5の傾斜による右上4のカリエスが主訴の原因でした。
リスクアセスメントの結果ではハイリスクであるため、予防計画を立てて改善を促していく必要がありますが子育てもありますのでそのあたりも配慮しながら行っていく必要があります。
〈2症例目〉
新人DHから:カリエスアクティビティーが高く、カリエスが多発している症例
上顎両側6に大きなカリエス、下顎両側67にもカリエスがみられます。
プラ-クコントロール不良、後に矯正治療も控えています。
しかし、本人の反応は薄くTBIをしても改善する様子は見られません。
治療介入までに口腔内を改善するためにアドバイスを頂いた結果、高性能な電動ブラシを使ってみてはどうかということでした。
来週も水曜日開催予定です。