小児カンファレンス(症例検討会)篠原

小児カンファレンス(症例検討会)

【今回のテーマ:CAMBRAを用いた患者のリスクコントロールについて】

■1症例目■ 10歳男児
学校で検診の紙を貰った。治療の希望と歯列の状態を確認して欲しい。
《歯科衛生士の疑問点》
小学校高学年で、あまり自分の考えを話してくれない患者に対しての予防方法の伝え方。
患者自身が自分の口腔内に興味をもって、セルフケアを行うにはどの様なアプローチをすべきか。


■2症例目■ 4歳女児
他院にて治療をしていたが、子どもが治療を拒むようになったので嫌がらずに治療が出来るようにしたい
《歯科衛生士の疑問点》
現状の予防方法の立案にぶれがないかの確認
フロスの使用と仕上げ磨きの確立を優先させるのが優先と考えたが、他に優先するべきものがあるか他の歯科衛生士はどの様に考えるか

■考察■
今回の症例において、重要なのが患者のデンタルヒストリーを深く知ることだった
その患者がどの様な経路で歯科医院に訪れ、どの様な治療歴があるのか、どの様に歯科医院にかかりたいと感じているのかを知ることにより
患者の真に望むことを理解し、それに沿った予防の方法を検討することが大切であると感じた

普段自分たちが臨床で感じている疑問点や、不安なことをカンファレンスで話し合うことにより、スタッフ同士でお互いのスキルを知り高めあうことが出来ると思います。
医院全体でスキルアップが出来るように麻生キッズでは日々の診療や、勉強に取り組んでいます。

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