ASO KIDS DENTAL PARKでは、毎週症例検討会を行っています。
患者さんにより良い情報を提供出来る様に日々、スタッフ同士切磋琢磨しております。
今回のテーマは「CAMBRAを用いた小児患者のカリエスコントロール」について
<1症例目> 2歳11ヶ月の男児
全顎的にカリエスが多発している患者への予防治療計画の立案方法の確認
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<2症例目> 14歳3ヶ月の女児
口腔内環境が不良な患者に対してのTBI確立と、今後の予防計画について
*考察*
現状出来てしまっているカリエスの進行抑制と、今後のカリエスリスクコントロールが必要な症例だった。
この患者さんがどの様な経過を追って現状のカリエスに至ったか、その原因がいつから行われていたのかを知ることにより、今後の患者さんに指導した内容の定着度が変化する可能性があると感じる。
今回の患者さんに関しては、経緯に関しての聞き取りが甘かったと感じた。
予防計画の立案の中で、その患者さんが達成できそうな短期目標や最終的な長期目標を患者さんとともに考え、予防プランを提供することによって患者さんに寄り添って予防をしていくことが可能だと感じる。
そのためには、医療面接でいかに患者さんが医院に望むことを聞き出せるかが重要だと思う為、日々の医療面接の聞き取りを注意深く行い、患者さんによりよい予防方法を提供できるようにしていきたい。